サークルの未来 vol.20

特集「サークルの未来」。前号を受け、この社会においてサークルがもちうる可能性について論じる。あやふやでいっけんすると儚い存在であるものの、それゆえに希望を見いだしうるとすれば、それはいかにして可能なのか。通常論考は連載のアウシュビッツ論と強制執行論に加え「死の社会学」の書評、現代社会論まで。

初版:2017.11.18

特集論考

  • そしてわたしはまたひとりになって――ひきこもりながら、一緒に生きるための思索はさん
  • サークルと学校の想像力をめぐってぱくち
  • 解散への違和感――『気球クラブ、その後』から考える井上崇
  • そこにサークルはあるか?(下)T.A.
  • サークルは何をやっているのか?(承前)四竈柳佑

  • 打ち負かされて、なお――アウシュヴィッツの知識人(二)川村裕樹
  • あなたのお部屋はこれから――強制執行の社会学(二)かな
  • 書評『死者とのつながり』瑞香
  • 多元化する自己――分人主義から見る生きづらさと教育倉田 俊誦
  • 時代の象徴が消えゆく中で――ある共通体験の喪失大谷三月
  • 『文化と表現』の一〇年に対する雑感卍のミッキーマウス